toff director blog #4
皆様こんにちは。toffディレクターの関です。
8月のフランスはバカンスのシーズンです。
バカンスという言葉は聞いた事があっても、具体的なイメージが湧きづらい方も多いかと思い、Wikipediaを見てみると、
バカンスまたはヴァカンス(仏 : vacances)、とは、主としてフランス人の長期休暇の過ごし方、もしくはそれを意識した長期休暇の呼称
とあります。
バカンスがフランス語だって事を、実はこちらに来てから初めて知りましたが、やはりフランス人の為にある言葉なんだと住んでみると実感します。
フランスでは連続5週間の休暇が認められており、だいたいの人が2〜3週間程の休暇を取るケースが多いようです。(個人調べ)
子供の夏休みも2ヶ月近くあるので、日本と比べると大人も子供も長い夏休みという事になります。
そんなバカンスに皆さん何をするかというと、「何もしない」が正解なようです。(個人調べ)
普段の(休日の)生活と同じように、家族で食事を楽しんだり、プールに入ったり、本を読んだり・・・と、特別ではない日常を、普段住んでいるところから少し離れた場所で過ごすというのが主なスタイルだと感じます。
もちろん、仕事をしないという最大のリラックスが前提にあるのだとは思いますが。
その為、この時期はParisに住んでいる人は南仏やイタリアなどに行き、変わりに色々な場所から人々がParisに観光にやってきます。
これってゴールデンウィークやお盆休みの東京と、似たような状況かもしれませんね。Parisの街中や地下鉄の車内では普段はあまり聞こえてこない、英語を耳にする機会が増えます。
エリアとしても住宅街の路地裏は全く人通りがなく、観光スポットでは普段より多くの人を見る事になります。
店に関してはチェーン展開のスーパーは営業していますが、個人商店は閉まる所が多いです。(洋服屋は夏休みを取らないところが多い気がします。やはり観光客を相手にしているので)
そんな中、ディレクター関はParisで過ごす事が多く、かといってあまり街に出る訳でもなく、どちらかというと引きこもり気味でしたが、週末は蚤の市に行く事が多かったです。
というのも、toffとは別プロジェクトでやっている、個人商店であるAnonymousのアイテムを探しているからです。
毎週末いろいろな場所で開催されており、当たり外れも行ってみないと分からないところが、なかなか面白いです。
そちらはファッションとはまた違った切り口ですので、お時間ある時にでものぞいて頂けると幸いです。
それでは皆様、また9月末にお会いしましょう。
素敵な夏の終わりをお過ごし下さい。
toff ディレクター関