BuddyOptical "TUB"
こんにちは。toffの鈴木です。
このblogでも、散々紹介してきておりますので、”toffの眼鏡=BuddyOptical”と言うのは認知されて来ているのではないかと勝手に自負しております。
blogを書いている私鈴木も
珍しく風邪を引いてしまい絶不調の岡本さんも
パリでお店をOPENした関Dも
あんまり表には出てこないtoff CEOも
toffに関わる人達(社内も社外も)の8割近くが同じブランドの眼鏡をかけているのでは無いでしょうか…。
勿論、物のクオリティーがしっかりとある。
と言う前提ではありますが、何より池原さんの人柄なのでは無いか…と思っています。
(お会いした事の無い方は来年の何処かでまたフィッティングサービスをやりたいなと思っているので、その機会に是非)
独特の柔らかい関西弁の裏に感じる、真っ直ぐな”眼鏡愛”。
他のブランドの眼鏡もチェックしますし、最近はビンテージ…にまで興味を示していますが、、やっぱり全ての”バランス感”が良いBuddyOpticalに落ち着いています。
前置きが長くなりましたが、そんな、”眼鏡愛”を強く感じるナイスな新作が今年も完成しました。
BuddyOptical : TUB / ¥33,000 + tax-
一般的に"サーモント ブロウ"と呼ばれるモデル。
”SHURON社”が作った、RONSIR(ロンサー)と呼ばれるモデルが、ブロウ型眼鏡の原型と言われています。
(以前いたショップで、SHURONを販売した事があり、その際に聞いた記憶なので、違うかも知れません…。今回の紹介ではあまり重要では無いので割愛)
その後、「アメリカンオプティカル」が、米国軍のモント将校の “威厳の出る眼鏡を” というオーダーで作製した、ブロウ型の眼鏡。
これが"サーモント ブロウ"と言う名称を確立しました。
眼鏡史的に言えば、この後にボシュロムとかレイバンとか…出てくるのかもしれませんが年代等々そこまで詳しくありませんので割愛…。
そんな、ブロウ型眼鏡の原点はアメリカなのですが、、70年代以降は世界中の眼鏡店のラインナップを西ドイツの製品が埋めるほど、西ドイツがもの作り大国として頭角を現します。
そんな、旧西ドイツで作られていたブロウ型フレームをモダンにアレンジしたのが今回の”TUB”。
ドイツで産まれたアイウェアで言うと、WOLFGANGPROKSCHやRODENSTOCKなどなど…ありますが、いずれも何処か工業的な匂いと現代的なモードテイスト…と惹かれるものあり、"質実剛健"と言われるアイテムが多いです。
(僕はWOLFGANGPROKSCHが好きなので、無理やり登場させました…。日本のBuddyOpticalと比べてみてください。)
“TUB”もまさに"質実剛健"と言う言葉が似合うモデル。
眼鏡で一番重要?なポイントかもしれませんが、掛ける人に似合うかどうか。
当たり前ですが…
“TUB”は、掛ければ眉間が凛々しく見え、目ヂカラがアップします。
なので、高度経済成長期で活気付いていた70年代の日本で、ビジネスマンや政治家が、精悍な顔つきをアピールするのに効果的な”ブロウ型眼鏡”を掛けていたのも納得です。
生まれつき、目ヂカラの強い方はブラウンベースやグレーなど、薄い色味にすると柔かくなるので掛けやすいかと。
なので、今回は全色入れています。
(マットなブラックだけ月末に入荷予定です…)
「眼鏡一つでこうも印象が…」
と改めて感じながら秋を楽しみにしております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。