DE BONNE FACTURE 2020SS その1
こんにちは。
toffの岡本です。
toffの中でも一際上品さが際立ち、パリの空気を感じられるブランドといえばDE BONNE FACTUREではないでしょうか。
今回はロシアで生まれ、パリで1940-50年代に活躍したアーティスト、ニコラ・ド・スタールのスタイルと絵画からインスピレーションを受けています。
あまり聞きなれない方が多いとは思いますが、映画監督ジャン・リュック・ゴダールもニコラ・ド・スタールに注目していたようです。
彼のアトリエで撮られた写真の、大きな白いシャツにルーズでエレガントなトラウザーと言うスタイルが、イギリスの彫刻家バーバラ・ヘップワースの色あせた色や、インド人アーティストのアムリタ・シェール=ギルによる翡翠のグリーンで描かれたスーツを着た男のポートレイトと出会ったようなイメージでのコレクション。
その為、カラーパレットは翡翠のグリーンから向日葵の色、キャラメル、エクリュ、ベージュと言ったアースカラーが多用されています。
また、ニコラ・ド・スタールのような若干ルーズなスタイルのイメージなので、DE BONNE FACTUREの過去のコレクションより若干緩いフィットになっています。
とは言えオーバーサイズではなく、非常に上品なサイジング。
DE BONNE FACTURE : ESSENTIAL SWEATSHIRT / ¥24,000 + tax-
日本の生地屋から調達したスーピマコットンの裏毛生地を使用し、フランス、トロワの歴史あるカットソー工場で作られています。
若干ドロップする肩ですが、着ると非常にバランスの良い逸品。
繊維の細かいスーピマコットンならではの肌触りの良さも見逃せません。
DE BONNE FACTURE : HUNTING JACKET / ¥76,000 + tax-
パリの古着屋で見つけたと言うヴィンテージのハンティングジャケットがインスピレーションとなった形。
表に4ヶ所、内側に2ヶ所のポケットは非常に使い勝手が良く、生地はオーガニックコットンベンタイルなので少しくらいの雨でも気になりません。
ガシガシ着込んでいただくのが似合うジャケット。
裏なしなので、幅広いシーズンで使い易いのも良いですよね。
DE BONNE FACTURE : BOB HAT / ¥16,000 + tax-
そしてジャケットと共生地のオーガニックコットンベンタイルを使用したハット。
ということで、こちらも天候気にせずガシガシ使いたいアイテムです。
フランスの撮影監督であるヒューロット氏からインスピレーションを受けたという形は、頭のフィット感が非常に良いです。
ぜひ一度被ってみてください。
DE BONNE FACTURE : EXCLUSIVE SANDALS / ¥27,000 + tax-
La Botte Gardianeのシグネチャーであるサンダルに、数世紀前から続くフランスのタンナーのオイルドカーフスキンを使用したDE BONNE FACTUREのエクスクルーシブモデル。
丁寧に鞣されたオイルドカーフは、外側は撥水性を持ち、内側はしなやかな肌触り。
撥水性と言ってもサンダルなので関係ないかもしれませんが…。
柔らかな印象のシナモンカラーは、エイジングによってより濃く、良い味が出てくるので、ぜひ育てる楽しさを味わっていただけたらと思います。
まだまだ紹介しきれていない商品もございますので、ぜひ週末は五本木にお出かけください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。