toff director blog #34
皆様こんにちは。toffディレクターの関です。
東京では少しずつ春の気配を感じられてきているでしょうか?
こちらParisでは先週あたりから暖かくなってきたかな?と思っていたら今週はまた冬に逆戻りです。
おかげで洋服を着るのにテンションが上がらない・・・
とは言え、無理して薄着で出かけようものならたちまち凍えてしまいます。
今日だって防寒重視の無難な格好で家を出てしまいました・・・
そんな時に上手くテンションを上げるのに役立つのが「靴」というアイテム。
「靴」というのは不思議なもので、買ってまずテンションが上がり(靴を見ながらお酒を呑めるという方がいるそうです)、履いてテンションが上がるという2度美味しい(?)アイテムなんです。
(当てはまらない方がいたらごめんなさい)
今月toffに行った際に購入したERA.のモカシンシューズ。
某UKブランドの形が有名ですが、個人的にはそのブランドのものも含めて今まで履いたことはありませんでした。
初めて履いた時に持った感想は「不思議な履き心地」でした。
いわゆる革靴とは全く違う、かと言ってスニーカーとも違う、ある意味「頼りない」とも感じる圧迫感のない履き心地はとてもリラックスできる室内履きのような印象です。
アッパーに使われている素材はERA.が普段革小物に使用しているものと同じ、フランスの名門タンナリー「デュプイ」に別注をかけたシボ革で、この素材の高級感が圧倒的なのです。
余談ですが、革小物と靴の素材を統一するという考え方はあまり一般的ではないのかもしれませんが、なかなか洒落ていると思いませんか?
本題に戻って、高級感のある佇まいと相反するリラックスした履き心地。
ただのカジュアルシューズの枠を超えています。
特別なセンスを持っている、日本のシューズメーカーであるSTOCK NO: が製作を担当しているだけあって、仕上がりも素晴らしいです。
でも履き方はあくまでもカジュアルに王道っぽく。
色の濃い太めのデニムを少しロールアップして合わせています。
Blog見ていたら、鈴木さんが履いているこれも気になってしまって。
靴好きは困った(嬉しい)病気ですね・・・
toffはそこまで靴に力を入れているショップではなく、「良いのが見つかった時」に買い付けているので、良い靴との出会いを一期一会としてお楽しみください。
それでは皆様、また3月末にお会いしましょう。
実は来週からまた東京出張なのですが、その頃には春コートで街を闊歩したいです。
toff ディレクター関