こんにちは、toffの鈴木です。

僕がtoffに入社してもう直ぐ2年が経とうとしていますが、その時間の中で仕入れた事は無い？と記憶している「ベスト」のご紹介です。

ここ数年で街中でもよく見かける様になってきたこのベストですが、市民権を得るまでは”おじいちゃんの代名詞”とされる様なアイテムだったので、いわゆるそっち系のファッションを極めようとする？感度の高い方、若しくはこれっぽちもファッションに興味の無い方のどちらか…という印象でした。

何年か前(といっても大学生の頃…)にチャレンジしようと思ったこともあり、まあまあ高級なニットベストに手を出したこともありますが、今も変わらずクローゼットの奥で眠っています。

そんな、経験をしていたので、どちらかというと”マイナス”なイメージ…。

ただ、僕とは少し違った経験をされていたのがデザイナーの大島隆之氏。

「私が10代後半の頃、古着の501にワークブーツ、白いTシャツにザックリとしたニットベストを合わせるスタイリングが強烈に眩しかった」

と展示会でとても楽しそう？嬉しそう？に仰っておりました。

そんな”過去の記憶が周り回って今の気分”になる事は洋服好きの皆様であれば1度や2度では無いはずです。

そんな、大島さんが作り上げた1着は、古本屋の店主が着ている様な防寒性の高そうなやつでは無くて、あくまでもファッションとしてのアプローチ。

ザックリとしたシルエットとネップ感が絶妙なシルク地。

一周回って？今年の春は着そうな予感です。

ストライプシャツにブルージーンズ、黒の革靴…がtoff的にはオススメの組み合わせでしょうか？

春はあけぼの…否、春はベストで。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

The best of "Vest".