HERILL Cashmere vintage mock knit
こんにちは。
鈴木です。
先週が入荷ラッシュだった事もあり閉店までお客様がいらっしゃる状況が続いた週末の五本木。
普段はそこまで混む事も無いのですが、、、時々バタバタとする事があったりした夜、仕事が終わってからの(自宅)ビールが最高に美味しいと思う様になって来たのは30を過ぎてからでしょうか…。
年齢で括ってしまうのは色々と勿体無いのでアレですが、、実際に歳を重ね、環境や見た目も変わってきたり、物理的に歳を取っていくにつれ、、、普段から着る洋服も少しづつ落ち着いた物、渋い物、マニアックな物と変化して来た様に思います。
今回の秋冬シーズンの中で”ニット”に関しては「カシミヤ」を一種のキーワードにしています。
少し前にご紹介したThe CLASIKのニット。
昨日ご紹介したゴールデンキャッシュ。
(瞬く間に売れてしまい、クルーネックが数点だけ残っています。その他は全て完売しました)
そして今日は同じくHERILLから雰囲気のある一枚を。
HERILL : Cashmere vintage mock knit / ¥65,000 + tax-
色表記は”ターコイズ”。
孔雀青の様な何とも言えない絶妙なカラーリング。
昨日ご紹介したゴールデンキャッシュを”ふわふわ”とするならば、ビンテージモックは”もっちり”。
名前の通り?ビンテージニットの様な立ち振る舞いですが、素材感、サイズ感共に別格です。
ビンテージのモックネックニットと言えば、ウール、アクリル、シルク(カシミヤのクルーネックはよく見かけますが、モックはあまり知りません)素材の物が多く、年代も経っている事もあり、敏感肌の私にとっては、とてもじゃ無いですが、着れたものではありません。
シルエットもハンガーに掛けられ事で肩が極端に伸びているか、洗濯によって極端に縮んでいるか、、のパターンが多く、”ちょうど良い”ビンテージのモックネックニットを見つけるのは至難の技かもしれません。
そんな中で、物凄く”ちょうど良い”ニットが今回入荷しております。
敢えてサイズは2のみにしました。
元々我々が着ても気持ちゆったりとした作りなので、人によってはジャスト、オーバーサイズとバラバラかもしれませんが、それで着こなしみるのも面白いニットかなと。
スラックスだとこんな感じです。
手持ちの洋服と「あーだこーだ」とコーディネートを考える時間も醍醐味かと。
先に述べた歳を重ねると言う件を重ねて言うと、今と5年先、10年先で違った表情で着ていただけるそんなニットです。
数年後に起きてしまう毛玉やほつれも頑張って処理、修理を繰り返していくとより愛着も湧く、、ニットの楽しみ方の一つかなと思います。
長きに渡ってご愛用いただけたらと思います。
こんな色もありましたが、素敵な紳士方々(岡本含む)が購入され、既に完売しております…
皆様のご来店を心よりお待ちしております。