_TOKI_ for TF #4


TF official online shop 始めました。








_TOKI_ for TF #1

_TOKI_ for TF #2

_TOKI_ for TF #3







こんにちは。

TFの鈴木です。





遡ること半年。

まだ、2020年。





_ TOKI _デザイナーの島田さんとイベントをしていた時の合間だったか、、日々の連絡での中だったか、、、







「ベルトって何使ってます?」






なんて話で盛り上がり、イギリスの”J”やドイツの”B”、日本の”C”などなど、、、誰しもが耳にしたことがあるであろうブランドが展開するベルトの名前が上がりますが、、何とも煮え切らない結論に終わりました。





そこからスタートした






「ベルト難民へ向けたベルト作り」




ベルト難民 = 自分なんですけどね、、。

“シンプル且つ味(デザイン)のあるベルト”と言う少々矛盾した難題。





「デニムにも合って、スラックスにも合って、、」


「高級感のあるガチャベルトとか?」


「オールハンドメイド?」






色々考えました。

あーでもない、、こーでもない、、。






そして、、、ようやく出来上がりました。


“TF BELT” / ¥33,000-





大きく、ざっくりまとめるとポイントは3つ。




①約100年前のデザインをどう活かすか?






1930年代に登場した、、、と、先日もご紹介した、ある時計に敬意を評しつつ、尾錠(バックル)に注目して製作した本作品。










正直、、、脇役とも言える”バックル”にスポットライトを当てるとどんな違和感を生み出せるのか?

そんなテーマで製作しています。










◼︎正面(スマートさ・ドレス感)




◼︎側面(強度・曲線の美)




◼︎裏面(パンツに人格があるとして、最上の心地、触れ合い感)










とあらゆる角度からバックルに注目して、着用者のライフスタイルを考慮したバックル。













デザインは「バングルとの連動性」という裏テーマもあり、方向性こそスムーズに決まりましたが、R(曲線)に苦戦、、、。

半年の歳月をかけてようやく完成した、カーブラインを是非。













百余年前に完成した、至高のラグジュアリー・ドレス要素は、古臭いのか、、?

決してそんな事はありません。










是非お確かめください。





②経験を活かして




デザインと共に浮上した新たな問題。

恐らく、30代以上の服好きの方であれば、何度か経験しているであろう、、










「革ベルトのバックル、メッキ剥がれ問題」










愛用している革ベルトほど、悲しいくらいに、メッキが剥がれていきます。

(破損・劣化による)









そんな悲しき経験から、今回はシルバー925素材の無垢(塊)で製作しました。

これにより、永久的にメッキが剥がれるような悲しき思いをする事は2度とありません。

(シルバー素材のジュエリーと同様に磨きあげることで輝きを取り戻します)





今回は、シルバー925の鏡面、ヘアラインの2種類をご用意いたしました。









③そして、主役




そもそも脇役的なポジションにある、”バックル”に注目して製作したベルトですが、主役の”革”の事も考えています。






最初にもありました通り、「デニムにも、、スラックスにも、、」。









TFで作るベルトですので、あくまでも「カジュアル」。

ただ、「ドレスな場面」でも、流用が可能な親和性と、ありきたりな物は嫌だと言う天邪鬼的な違和感。
















勿論ポイントは素材(牛のヌメ革)なんですが、、、

本来の「植物タンニン鞣し製法」だけでは、どうしても色落ちしてしまうので、「クロム鞣し製法」を組み合わせた「コンビ(混合鞣し)」を採用しています。

※厳密にヌメ革は、植物タンニン鞣しを施し、なおかつ染色工程を経ていない革を指します。(いわゆるベージュっぽいあの色)

しかし、現在では植物タンニン鞣しした革全体を、「ヌメ革」と認識する事もあるので、今回は黒でもヌメ革と表現しています。









TFで購入したものも、そうでないものも、兎に角、こだわりのあるパンツを愛用している方が殆どだと思います。色落ち、移染しない確率は、、、100%とは言い切る事は出来ませんが、なるべく色落ちしない様な、仕上げを採用しています。











他にも、一般的な男性用革ベルトの厚みは3.5mm~4mm。

個人的にこの厚みが「嫌だなー」と思っていた事もあり、こちらは約2mmという現代的なガチャベルト的な薄さにしてあります。

幅も気持ち細めな26mmに設定しているので、パンツの見え方を邪魔することはありません。









ベルト端は敢えてスクエアTYPE。

革の表面・裏面の張り合わのステッチを無しにすることで【ドレスとカジュアル】の不思議な存在感?バランス感?を楽しんでいただけるのではないかと思っています。









ドラクエ4ばりのオムニバス形式…。

島田さんのこだわり、我々のこだわりがようやく形になりました。







妥協する事なく、全工程を国内製造で、職人が一点一点製作する、、、という事もあり”ちょっとだけ”お値段も高くなってしまいましたが、、、それに見合ったアイテムが完成したと思っています。









一本あれば、休日スタイルからスーチングまで。






◼︎開催場所 : @TF 五本木 / @TF official online shop



■開催期間 : 2021年5月29日(土) - 6月6日(日)



■お渡し予定 : 9月上旬予定


※商品によってお渡し時期が前後する可能性がございます。

※予定数量に達し次第終了となる場合がございます。

※受注商品に関しては完全前金制になります。

※ご注文後のお客様都合によるキャンセル、返品、ご交換等は出来かねますので予めご了承ください。








にて受注販売いたします。








ベルト難民の方は是非一度お試しください。








【YouTube】

【 Official Online Shop】

【 facebook 】

【 twitter 】

【 instagram 】











皆様のご来店を心よりお待ちしております。







TFComment