TF director blog #68

皆様こんにちは。TFディレクターの関です。



今月は日本に来ています。



到着した日はとても暖かったので「アウターいらなかったかな・・・」なんて思ってしまうほどでしたが、Parisに負けず劣らずの極寒の2月でしたね。



寒い日と暖かい日を繰り返して少しずつ春に近づいていくのでしょう。



さて、日本に来て最初の仕事はS Hの新作の展示会だったのですが、その1週間を岡本さんと鈴木さんに撮影してもらってInstagramにアップしていたのですが、今回のブログでは各コーディネートを解説していけたらと思っています。



これは空港に着いた次の日なので顔が疲れているかもしれませんが・・・


展示会の準備の日ということで、珍しくオールブラックのコーディネートで作業着感を出してみました。(出ていないでしょうか)



コートとデニムはCIOTAのもの。


このM-51パーカーはCIOTAに限らず相変わらず人気で、電車で同じようなものを着ている人に会うのが少し照れますね。



シューズはPGのもので、この時は腰を痛めていて靴紐が結べなかったのでとても助かりました。


ゆっくりしか歩けない日がしばらく続いたので、高齢の方の気持ちが少しだけ分かるようになりました・・・

TFの斜向かいにあるS HとWESTOVERALLSのショールームの前で。



展示会初日なのでS Hの白シャツに、同じくS Hのウールで作ったジャングルファティーグを合わせてみました。


コートはCOMOLIのカシミヤ100%ですが、当初想像していたよりも毛玉が凄いことになっています。


気付くと口に入ってくるくらい・・・


でもこの毛玉があるから高級なのか安いのかよく分からない、見る人によって変わるような印象を作れているんだと思います。


毛玉がない方が格好良い服と毛玉があっても格好良い服がありますが、このコートは断然後者ですね。


その辺りを分かって作っているCOMOLIは本当に高いセンスを持っていると改めて感じます。


最初は高級感が出過ぎて気恥ずかしいくらいだったので、数年感着てみると本当の魅力が分かるようになるかもしれません。



相変わらずほぼ白ソックスばかりですが、最近はカラーソックスもよく履くようになりました。


カラーソックスはお洒落している感があって気分が上がります。

これはParisにいる時とほぼ同じようないつものジャケット+デニムスタイル。


色落ちしたデニムにブーツはやはり好きな着こなしです。


ジャケットはCaleで、カーディガンは昨年TFで購入したAURALEEのもの。


AURALEEはブランド設立当初から知っていますが、自分にとってはこれが一着目と随分遅いデビューとなりました。


古着のデニムはLevi’sの507というデニムジャケットみたいな品番のフレアパンツです。


サイドの巻縫いだったり綿糸の褪せ具合だったりが絶妙でとても気に入っている一本です。


シャツはS Hでは最近ずっと作っているブルーシャンブレーで、洗えば洗うほどシワが好みの形状になってくるという、そんな事言っても誰も信じてくれなさそうなシャツです。


騙されたと思って試して頂ければ癖になること間違いなしですよ・・・


某イギリスのオイルドのスペイジャケットをモチーフにしたCinquantaレザージャケット。



これを着ていると洋服好きがだいたい「どこの?」と聞いてくる楽しいアイテムです。


様々なモチーフをシャツで作るS Hと同じノリを感じてしまうお気に入りのレザーです。


インナーはS Hの白シャツで、スラックスはCaleのもの。


カリッとした素材でシワも出来にくいので重宝しています。


スラックスを穿くとスニーカーを合わせたくなりますよね。



そういえば冬はキャップを欠かさず被ります。


夏は暑いので被りたくないというのもありますが、冬服の着こなしのボリュームを考えると坊主頭はちょっと寂しい感じになってしまうので。


この日はMATURE HA._MILのウールですが、いろいろなロゴキャップも好きです。

この日はS Hのジャングルファティーグをメインに。


贅沢なSuper 120’sの極細ウールでカジュアルアイテムを作ってしまうのがS Hらしさかなと。


しかもウォッシャブルなので気楽に付き合えるのも良いです。



上がシャツなので、インナーのシャツは無しで。


インナーのシャツを着ないのは、自分としては珍しい着こなしだと思います。


スラックスはLOUNGE ACTのキャバルリーツイルでそれにPGを合わせました。


クラシックな素材を使いながら少しスポーティに振っているイメージでしょうか。



中日の一日はピンチヒッターに出て頂いたので、これが最終日。


ジャケットにデニムで革靴と全てブラックで統一していますが、それぞれの素材の違いを楽しめるコーディネートを意識しました。



何年か前に青山店で購入したギャルソン(オムドゥ)のポリ縮ジャケット。

人生初ギャルソンです。

購入した時は気分を変えたかったというのもありますが、接客してくれたスタッフの方がとても良かったのが決め手でした。


こういう出会いがあるので買い物って楽しいですよね。

昔はスーツの時にしか履かなかったドレス用のソックスですが、最近は普段に取り入れるのもありになってきました。

Pantherellaのはちょっとくすんだ絶妙なトーンの黄色が意外と合わせやすいんです。








以前どこかで書いたことがあるのですが、Parisにいる時と東京にいる時の服装は同じなようで少しだけ違います。




東京の方がお洒落したくなると言いますか、いろいろな工夫のあるコーディネートが似合う街だと感じます。




今シーズンのTFも素晴らしいセレクションで新作が続々入荷中です。




その時の気分に合った洋服に出会えると嬉しくなりますよね。




皆様の気分はどうですか?





それでは皆様、また3月末にお会いしましょう。


本格的な春の前の最後の冬服を楽しむも良し、ちょっと我慢して春服を先取りするも良しな自由な時期を一緒に楽しみましょう。

TF ディレクター関

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