My Polo Shirt #3
こんにちは。
TFの岡本です。
ポロシャツ。と一口に言えど、そのバリエーションは様々。
テニスウェアが由来とされている現在のポロシャツですが、こんなにも派生して生地やディテールにバリエーションが生まれるとは、当時の方々からすれば思いもよらなかっただろうなと思います。
現在の洋服はあらためて面白い…。
さて、今日はこちらを。
LADY WHITE CO. : RICHMOND POLO / ¥33,000-
LADY WHITE CO.の新型ポロ。
襟元にはループボタンが施され、2つボタンで開閉するワイドな前立てが特徴的です。
大きい襟に、ボクシーフィットで裾はストレート。
ポロシャツにしては珍しく、袖は2枚袖。
さらに生地はサンホーキンバレー産のカリフォルニアコットンを使用したハイゲージの天竺。
フラットでツルッと？サラッと？したテクスチャーなので、いわゆる鹿の子素材のラフさがなく、よりシュッとした印象。
襟元のループボタンを開けると、オープンカラーのような襟型に。
ボクシーなシルエットなので、2タックのチノパンも丁度良いバランスではないでしょうか。
2枚袖のハギがバックスタイルの面白さにもなるので、シンプルにサラッと一枚着てしまえばOKだと思います。
ボタンを全部閉めると第1ボタンが見えないので、幅広の前立てと相まってより独特な印象。
この違和感がいいんです。
INNATのオーバーパンツの様な、ボリュームのあるパンツにタックインしてもいい収まり。
スポーティーな印象の強いポロシャツですが、このモデルは着てみると非常に都会的な印象。
クリーンであまりおじさん感のない、そんなポロです。
この独特なバランスは、是非一度袖を通して感じていただけたら。
確かにポロシャツの形をしてはいるんですが、少しずつ逸脱していて、その違和感が楽しい一着です。
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