「ウチの縫製工賃は高いよ。技術料だと思って。」
「awasa (アワサ)」
デザイナーの生まれ故郷である福井県で、「あいだ」を意味することばです。
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フォーマルとカジュアルのあいだ
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ベーシックとトレンドのあいだ
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男と女のあいだ
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温と冷のあいだ
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ONとOFFのあいだ
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など
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ただただ真ん中を選べば良いという事では無く、常に”あいだ”に立ち、物事をフラット捉える。
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企画者の思考
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生産の思考
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購入者の思考
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色々なモノやコトが”あわさる”、偏りの無いプロダクトを表現します。
“awasa”は2024年春夏シーズンにスタートするユニセックスブランドです。
受注会形式の紹介はTFでも過去に数回行っておりますが、本格的に洋服のブランド？として行うのは初めてではないでしょうか？
この”awasa”ですが、女性デザイナーが1人、また小生がディレクションや営業を務める、、、2名と少数のチームです。
TFのPB(プライベートブランド)では無く、別途ブランドとして運営をしておりますので、TFで全ラインナップを取り扱う、、、訳では無く、そこはバイヤー岡本 碧 氏がセレクションして仕入れていくことになります。
なので、取り扱いの無いアイテムも出てくるかと。
、、と言うこともあり、今回は8/26(sat)、8/27 (sun)2日限定で全ラインナップを皆様にご覧いただき一足先(半年)にオーダーをしていただける機会を設けました。
※今回は全額では無く、一部金額を内金としていただき、お届け時に差額分をいただきます。
※お届け予定に関しまして生地、縫製など生産都合により遅延する場合がございます。
※キャンセル・交換は一切お受け致しかねますので予めご了承ください。
今回、「awasa」をスタートするにあたって、日本の各地に存在する生地、縫製、加工…様々な工場へ電話するところから始めました。
”服(モノ)”を作る上で必要不可欠な"技術"を借りる為です。
洋服屋や飲食店を調べるのと同じ様に調べても、Instagramのアカウントは当たり前、ホームページすらありませんでした(下手したら連絡の手段すらない)。
結構それが普通なんだと思います、、、。
それこそ70歳のおじいちゃんが奥さんと二人で生地を織っている、、、なんて方もいらっしゃいますし。
工業組合の組合員へ片っ端から連絡して、知り合った工場の方に友人を紹介してもらって、、、など色々やりました。
正直、一番苦労したかもしれません。
当たり前過ぎて、深く考えた事のある人の方が少ないかもしれませんが、普段自分が買っている”服”の背景には沢山の人が関わり、沢山の工程があります。
生業にしている私たちですら毎日考えているかと？思うとそうではありません。
と言うか？服を販売している人でそこまで考えて、責任を持って取り組んでいるのか、、、と思うほど。
故に「awasa」もそうですが、洋服、その他のものづくりには、それに携わる人達の代々受け継がれてきた「技術力」を元に成り立っています。
「ウチの縫製工賃は高いよ。技術料だと思って。」
これはとある縫製工場の方に初っ端の打ち合わせで言われた言葉です。
もう半年近く前ですが、めちゃくちゃ心に響いた言葉。
今回、生産~立ち上げに関わってくださった方々、皆さんなかなか直接的に言葉にはされませんが、同じ気持ちでしょう。
ゼロからのスタートして、ようやく販売出来るところまで来ました。
全ての服に色々な人の「思い」や「技術」が詰まっています。
そんな”思い”や”技術”を知った上で着る服
と
知らずになんとなく「カッコいい」から着る服。
別にどっちが良いとか、悪いとか言うつもりはありませんが、私なら前者を選びたい。
そんな、考えを持っておりますので、直接「服」を見ながら、手に取りながら、着ながら選んでいただけたら。
Blogで商品紹介を細かくしようかと思いましたが、やめておきます。
ぜひとも今週末店頭で話しながらお話し出来たらと思います。
いつも通り全力でやってます。
皆様よろしくお願いいたします。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。