awasaの休日用セットアップ

awasa : ウールギャバジン "day off" ジャケット / ¥71,500-

awasa : ウールギャバジン "day off" トラウザーズ / ¥50,600-

awasa : ウールギャバジン "day off" オーバーパンツ / ¥47,300-

こんにちは、TFの鈴木です。

ここ最近なんやかんやとトラブル続きでして、、、今日も朝からバタバタとしておりました。

(あ、そんなに揉めているとかそういうことでは無く、予期せぬ自体が続いているという意味です)

故にblogをアップするのが遅くなってしまいました。

申し訳ありません。

“トラブル”

に関して、以前何かで目にした内容ですが、トラブルの解決方法として先ず「妥協点」を見出そうとするそうです。

ただ、これでは関係者全員に「不満」を残すことになり、本来クリアしようとしていたミッションをなかばあきらめることにもなり、あまり良い結果にはなりません。

しかも、「妥協点」すら見出すことすらできない、、なんてことも多々。

そうなってくると、あとはどちらかが頭を下げてお願いするか、相手を論破して納めるか、力関係からの圧力で相手を押さえ込むか、、、くらいしか残されていません。

でしょうね。

と言いたくなりますが、いずれも良い方法では無いでしょう。

そんな「禍根」が生じるような関係性になってしまっては、上手くいくはずもありません。

その場だけなんとか収拾がつけばいいという場面ならまだあれかもしれませんが、、、

ではどうするのか?。

「立場から利害へ」だそうです。

それぞれの立場にこだわるのではなく、それぞれの”利害”に着目するということだそうです。

「譲歩」「妥協」をするのではなく、お互いの「共通の利害」を確認、認識することが重要。

「利」が見えれば「道」は明らかになります。

そうなれば両者がやるべきことはひとつしかありません。

力を合わせて徹底的に考え抜くこと、利に向けて動く。

「お互いに”譲歩”して、”妥協点”を探る」のではなく、「”共通の利害”を探り当てる」ことが大切なんでしょう。

お互いが向かい合い、歪み合うのではなく、横に肩を並べて、共に「共通の利」の方へと顔を向けて、お互いの果たすべき役割を全うするのが解決策だそうです。

要は愚痴ってないで全力でやんなさいって事でしょう、、。(精神論)

それよりも、何を書いているんでしょうか、、、。

時間も無いのに、、早くblogをあげろよ、、。

さて、ここからが本題。

“トラブル”(と言うよりピンチか)

から関係が出来て、完成したウールギャバジンのご紹介。

awasaを始めた2024春夏より遡ること1年ほど前。

2023年の春。3月。

日本にはそれぞれ”生地”によって産地というものがあります。

今回入荷したウールギャバジンはウールですから、有名な産地と言えばやはり「尾州」です。

知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、、、「尾州」と言う地名はありません。

愛知県は一宮市を中心に、津島市、稲沢市、江南市、岐阜県は羽島市など、愛知県の中でも尾張西部エリアから岐阜県西濃エリアを総称として「尾州」と呼んでいます。

そんな尾州地区ですが、awasaのデザイナー、私共になんのコネもありませんでした。

ブランドを始めるにあたって、若かりし頃に良く着ていたギャバジン(90 ~ 00年代製)をベースにしたギャバジンを作りたい!といき込んでいましたが、ウール素材を作る術が何もありませんでした。

“やりたい”事はあれど”できない”と言うのはかなり歯がゆいものです。

ブランドを始める前からピンチの連続、トラブル続きです。

ずっとドキドキしています。

そんな折り、とある知人より紹介されたのが、、我々を救ってくれた(救い続けてくれている)とある一人の方。

一宮市に居を構え、”生地 (加工とかの方が得意みたいですが、、)”を生業にしている方でして、そんな方から「懇意にしている工場の隙間で、、、」と言う条件で、やっとお披露目に至ったのがこのウールギャバジンです。

頭の中にある理想的な深いネイビーのギャバジンになるように愛知県一宮市にて製織、整理工場にて生地染め。

近年生産されている梳毛織物では、経糸の整経にコストが掛かり、かつ織りづらい事から経糸の本数を減らして、緯糸の打ち込みで調整することが増えているそうです。

のほほんとお茶を飲みながらでしたが、そんな貴重なお話を聞いておりました。

先にも出た古のギャバを作る為に、当時のレシピを参考にしながら、経糸勝ちで(経糸本数を込ませ)織ることで、生地にハリを出し型崩れし難い生地に仕上げています。

経緯糸共に2/48のウールギャバジン。

落とし込みは”day off (休日)”に着るセットアップ。

ジャケットは、1型。

アンコンに近い仕様ながらも決してリラックスし過ぎる事は無く、品良く着ていただける”休日用”のジャケット。

(気持ちゆったりとしたサイズ感)

丈は少し長めの設定で、袖周りもそれなりにゆとりを取ってあるので、バサっと羽織ると言った方が近いかもしれません。

パンツは2型。

①ウエスト周りに、クライミングパンツの仕様を踏襲したトラウザーズ。

楽な穿き心地ながらも、センタークリースを入れており美しく見える一本です。

お腹のベルトさえ隠してしまえばスッキリ綺麗なので、服装へ取り決めが優しい会社にお勤めの方であればいけちゃうかもしれません。

兼用で。

裏地には廃棄された魚網をアップサイクルした速乾透湿性の高いリサイクルナイロンを使用しています。

②U.S ARMYのオーバーパンツのフラップやポケットを外し、現代的なバランスに置き換え、ルーズなシルエットと美しい生地感を楽しんでいただける”休日用”のトラウザーです。

やっぱ楽にいきたい。

春はビーサンとも合わせたい。

単純にスニーカー派の方はこっちです。

一応別売りですが、個人的にはセットアップが推しです。

どこに着て行こうかな?なんて日があっても良いですし、いつもいくあそこに着ていく、、なんてのも乙です。

煙りモクモクな川崎の焼き鳥屋

スナック街にぽつんと現れる蒲田の狭い居酒屋

階段を登ったら名物親父のいる学大の居酒屋

そんなのばかりが頭によぎります。

ワインなんか置いちゃいないけど、、、小洒落てて良いでしょう。

そんないつもとちょっと違う休日があっても良いんじゃ無いかなと思ってます。

今日何着か売れてしまいましたが、まだセットアップで買えますので、ぜひお試しください。




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