ishimusubishi / イシムスビシ / 石結び師



こんにちは、TFの鈴木です。






今年の10月。






「引っ越し、新店舗祝いです」





別件の用事で尋ねた先にて、お土産として貰った”一つの石”。

「面白い!とか、可愛い!」みたいな単純な感覚しか無く、恥ずかしながらこの石が”関守石”と呼ばれている事も、なにに使うものなのか?すら知りませんでした。







この石が”関守石”と呼ばれている事を知ったのは、帰り道の浅草線の中でした。





関守石とは…




茶室への道すがらの庭を、「茶庭」と呼びます。

そんな茶庭や、茶室へと続く飛び石に、縄で十文字に結ばれ、何気なく、ぽつんと置かれた丸味のある石。






それが関守石です。





茶道の作法において、この石が置かれた場合、「これより中に入ることは遠慮されたし」と言う意味があります。ここから先には入らないで欲しいという、 気持ちを表す標識であったり、飛石がいく筋にも分かれている場合は、その石が行先案内の役目もあるそうです。




石の置かれている先には入らないで下さいという事が、関守(関所を守る人)の役割をしている為についた名称だそうです。





そんな、”一つの石”を作品として作る「ishimusubishi」。



僕は「面白いな」と思った”関守石”ですが、人によっては違う感覚かもしれない…。

そんな思いもあって、ishimusubishiが今週末からTFをジャックします。



「ishimusubishi / イシムスビシ / 石結び師」



2021.12.10 fri ~ 12.18 sat

※水、木定休


本当の意味、用途を知った上でその通りに使う(あんまり無いと思いますが…)、部屋の中に飾ってただただぼんやりと眺めたり、全く別の用途を見つけて貰ったりと人それぞれ。


丸っこいヤツ、白いヤツ、くるくるしたヤツ、二段になったヤツ、、、

石も、結び方もそれぞれ。

これ以上、我々が多く語るのは野暮かもしれません。

誰が、何の目的で、、、と言うのは、考えずに、手に取っていただけたらと思います。



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