TF winter style #4
こんにちは。
TFの岡本です。
“リバーシブル”
そんなアイテムは数あれど、大体片面しか使わなかったり、裏表であまり印象が変わらなかったり、仕様面で気が利いてなかったりで、結局使わないじゃんという印象が強かったんですが…。
HERILL : USserge / ERDL COAT / ¥132,000-
このコートを見た時に、あ、リバーシブル良いかも…。と思ってしまいました。
ブラウンの表面はウールサージ。
対する裏面はコットンダックに特殊プリントされたERDLパターンの迷彩。
まず、生地、柄のギャップが大きいのは見たまんまなんですが、襟型、ポケットの仕様、袖、前立て等々、裏表で別物なんですよね。
単純に色、柄違いという訳ではない、非常に面白味のあるリバーシブルのコートです。
とは言え、リアルなところメインはブラウンの面で着ることが多くなりそうな気がします。
シンプルなバルカラーの様な印象の形に、深みのあるブラウンのウールサージというのがまた良いんですよね。
いつものネイビーのイージースラックスに、ジップアップニット、そこにストールで色を足すくらいで十分じゃないでしょうか。
動いた時にチラッと見えるくらいの迷彩のバランスもいいアクセント。
そしてたまには迷彩面を表で。
普段シンプルなコートが多い方からするとパンチが効いてると思いますが、着てしまえばそこまで難しくはないはず。
こっちの面は襟がオープンカラー的に寝たり、普段見えない筈の力ボタンがデザインとして機能していたり、背中心には軍モノの古着で見かけるgood luck flag(寄せ書き)があったりと、要素が多いのが良いんですよね。
ミリタリーネタでアノラックとか、イージーにスウェットパンツとか、ラフな印象に振ってしまってもいいと思います。
人によって好みがありますので、正直片側ばっかり使うという事はリバーシブルあるある。
ただ、「どちらでも着られるし、着たい形である」という引き出し、選択肢を持っておく事は、今日はどう着ようかと考える楽しみにも繋がると思います。
リバーシブルのことばかり書きましたが…、純粋に形良し、生地良し、ディテール良しな素敵なコート。
ぜひ袖を通していただけたらと思います。
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