TF winter style #6
こんにちは、TFの鈴木です。
幾ら生み出す洋服に自信があっても、日の目を浴びる事なく、、、と言うブランドは沢山あるのでしょう。
様々なブランド?作り手?側の意図がある中で、「TFに見てほしい」、「お店で紹介してほしい」(そこから先のお客様の目に付く、手に届く)と言われれば極力見るようにしています。
元々はTFの様な小さな店に声をかけていただき、、、と言うのが大きかったのですが、今はそんな想いです。
まあ、「全然TFにはハマらない」「物は良いけれどちょっと違う」なんて事が殆どではあるのですが、、、。
そもそもTFはかなりの極小キャパなので、あれこれ出来ない、、、と言う物理的な問題もあるので、かなり厳選して仕入れをしているせいもありますが、、、。
そんな中で、久しぶりに「これは、、、」と言う”コート”がございましたのでご紹介します。
TOHNAI / WASHED WOOL MELTON / LONG PARKA COAT : ¥121,000-
「生地オタク」が作った、「生地オタク」に向けたコート。
Coat made by "material geeks" for "material geeks”.
直訳すると”素材”ですが、洋服においての素材のメインは”生地”と言うことで、、
”MATERIAL GEEK (素材オタク)”こと藤内裕司(トウナイ ヒロシ)氏の1stコレクション。
歴史を遡れば「Y’s for living」、「MARGARET HOWELL」、「MHL.」、「WISLOM」など、、、様々なブランドの企画、デザイン、開発に携わってきた経歴をお持ちの方。
今回のコレクションでは、コートが1型、バッグが2型。
とビビるくらいの超スモールコレクション。
逆に自信の現れ?。
TFではコートのみを仕入れました。
気になる最初素材は、タテ、ヨコともに1/9.5の糸を繻子(しゅす)織りで織り上げたメルトン。
それを、60℃のお湯で洗い込み、程よく織り密度を詰めた、心地よい起毛のある素材。
フーデッドやポケット、腰ベルトとミリタリー要素のある1着。
ただ、コートのディテールだけ見ると、カジュアル且つ無骨な印象ではあるが、シルエット、心地は上品且つ優雅。
単に”ミニマル”でと片づけるのは勿体無いけれど、、、心地は非常に軽く、ドレープの動きも綺麗な1着です。
「子連れだと、、」
「車乗るのに、、」
「キメすぎ、、、」
ロングコートを敬遠する会話を店頭で良くします。気持ちはよくわかります、、、。
(意外と?口にしているお客様の方がロングコートを買購入された印象ですが、、それだけ真剣に悩んでいるのかも知れません)
ただ、“ロング”は冬の出番が一番似合います。
今年の冬にいいかもな?、、、と思い始めた私がいます、、、
クローゼットにアウターがあるのにアウターを探している“GEEK”の皆様、、、必見です。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。