TF director blog #61
皆様こんにちは。TFディレクターの関です。
日本のニュースを見ていると、東京はもう梅雨が明けたようですね。
例年より随分早い梅雨明けは洋服好きには嬉しいような気もしますが、その分夏が長いと大変かもしれません。
こちらParisは1日だけ40℃近い猛暑日があった以外は、25~30℃あたりの気持ちの良い日が続いています。
先週末から我が家ではお湯が出なくなり水のシャワーのみで過ごしていますが、慣れると気持ち良いものです。(冬にお湯が出なくなることもあり、そちらは本当に大変です)
さて、そんな夏に履くボトムス。皆様はどうですか?
やはりショーツ、一択でしょうか?
東京の夏などはほぼ東南アジアと同じ熱帯なので、ショーツにサンダルが似合う街になりつつありますが、TPOを考えるとずっとショーツという訳にもいかないかと思います。
「男は真夏も黙ってデニム」
これにも憧れますが、8月の猛暑ではなかなか厳しいかもしれません。
というわけで少々強引な展開ではありますが、トロピカルウールのスラックスはいかがでしょうか?
昨年、渋谷の某ショップで出会ったBERWICH(ベルウィッチ)のスラックス。
イタリアの老舗生地メーカーであるCANONICO(カノニコ)社の生地を使用しながら税抜き29000円という驚きプライス。
イタリア製の丁寧な仕事でこの価格は他に類を見ないスラックスかと思います。
BERWICHはどちらかというとイタリアンカジュアルを得意としたショップでの取り扱いが多いので、TFのようなスタイルのショップで見るのは珍しいかもしれません。
そういった他のショップに習うのであれば素足にローファーなどが正しいのでしょうが、TFのスタイルに合わせるのであればニューバランスのようなスニーカーを合わせるとバランスが取りやすいかもしれません。
(本当はグレーのスウェードとかの方が分かりやすいのでしょうが・・・)
もちろん革靴を合わせてもカジュアルにまとまるのはこの丈とシルエットかなと。
腰回りは比較的ゆったりしているので、ジャストより少しサイズを上げてサイドアジャスターで絞るという穿き方もアリです。
このサイドアジャスターがあることでまるでイージーパンツのように楽に穿けるのに目覚めてからはもうベルト生活には戻れません。
いくら楽だって言っても良い大人がウェストゴムばっかりじゃさすがになー、という方にこそ是非試して頂きたいです。
そして最初からダブルに裾上げされているので、お買い上げ頂いたその日に持って帰れます。
普通のスラックスは裾上げ前提なので、こんなところもカジュアルさに一役買っています。
今回TF LABOではグレー、ブラウン、ネイビーの全3色をラインナップしました。
平日でも見られるようにTFにも置いておきますので、気になる方は是非ご試着してみてください。
スラックスの概念が変わると思います。
今日はご紹介できませんでしたが、夏にサンダルを合わせて余裕のある大人のスタイルを作るのが個人的にはおすすめです。
それでは皆様、また7月末にお会いしましょう。
暑い夏でも皆様がお洒落を楽しめることを願っています。
TF ディレクター関