KINROSS Ⅱ Q&A





こんにちは。

TFの柴です。









私事ですが、年始めから体調を崩してしまいまして、、(コロナ抗原検査の結果は陰性でした)

2日間で復帰できたのでまだ良かったですが、世間ではコロナと並行してインフルエンザも流行っているらしいですね、、、。





皆様もお身体には十分お気をつけください。















さて、今日の本題に戻りますが、



ここ最近、店頭やSNSで革靴が気分という方をよく見かけまして。





ファッションが好きであれば、お洋服以外にも”足元”だって良いものを身につけたいと思うのは必然なのかもしれません。









もちろん、誰もが納得するような”王道的”革靴も素敵です。

一足は持っていたい。







ですが、







“天邪鬼的”に、皆が持っているものとは一味違う、他に無いバランスを履きたくはなりませんか。









そんな革靴が、TFにあります。













ということで、、





今回はあらためてCHEANEYと別注で製作したKINROSS Ⅱに関して、普段から愛用している岡本さん (BLACK)と僕 (BURGUNDY)があれこれお答えしていこうかと思います。









では、早速。













岡本



Q.「普段履いているスニーカーのサイズと選んだKINROSS Ⅱのサイズを教えてください。」



A.「普段スニーカーは26.5cmを選ぶことが多く、このKINROSS ⅡはUK7を履いています。足長は実寸25.5cmですね。足長の割に幅も狭く甲も低い、あまりボリュームのない足です。履き始めこそ右足の踵が少し痛い時があったり、履き口が広いのでもう少しサイズを下げた方が良かったかな…と思うこともありましたが、ソックスの厚さで調整可能な範囲でした。今やいい感じに馴染んだので特にストレスが無いですね。」




Q.「英国靴ブランド、CHEANEYの個人的な魅力は何ですか。」




A.「英国靴の老舗でありながら頭でっかちにならず、TFの様なスモールショップの別注も好意的に取り組んでくれることがまず一つ。あとは創業してからChurch'sやPRADAに買収され、その後独立…という波乱万丈な歴史も面白いんですが、革靴がどんどん高騰しているこの世の中で、まだコストに対するパフォーマンスが優れていると思います。あと、いわゆるThe・高級革靴ブランドでもなく、かといってチープな訳でもなく、人と被ることもあまりない、そんな立ち位置が僕にとってはとても丁度良く感じます。」





Q.「TF別注であるKINROSS Ⅱの拘りポイントはどこですか。」





A.「よくわからなさです。ヨットダービー的なボートシューズの様にも、外羽根のUチップの様にも見えるバランスが意外と他になく、普通の様でいて実はユニークでよくわからない感じが気に入っています。シューレースや鳩目、ステッチも細かく調整し、TFで取り扱っている洋服との相性がより良くなるようにしました。あとは僕らの好きな1886 F ラストにvibramのvi-liteで履き心地の良さも重視しています。」






Q.「どんな方に履いて欲しいですか。」






A.「特にないです笑。とにかく色んな方に履いてみて欲しいです。実際に店頭でも革靴は専門店でしか買った事がないという革靴好きの方や、散々有名ブランドの革靴を履いてきた30代~40代の方、普段スニーカーばかりだという方や革靴初心者の方…等々、その履き心地と独特なバランスの良さを気に入っていただいています。皆さま年齢も好みの洋服もバラバラですが、何方も思い思いにご自分のスタイルに合わせて履いていただいてますし、そうであって欲しいと思います。」






Q.「実際に履いて、ここが良いと感じるポイントはなんですか。」







A.「合わせるパンツの丈が短いとボートシューズ的、長いと外羽根のUチップ的な印象になるのがこのシューズならではで良いですね。あとは何と言ってもその軽さ、楽さです。気取らず普段履きとして使いたいのと立ち仕事も多いので、ストレスを感じる靴は履きたくないですし。3アイレットで履き口の広いその見た目も軽やかですが、やっぱり履いた時の軽さが革靴じゃないみたいなのが良いですね。デザイン的にも、履き心地的にも本当に丁度良い、痒い所に手が届くシューズだと思います。」








Q.「履いている方がそれほど多くはないバーガンディー色ですが、普段はどう合わせることが多いですか。」







A.「とてもマイナーな色という訳では無いと思いますが、確かに皆が全員持っている色では無いですよね。僕は、濃紺のデニムとよく合わせてしまいがちです。落ち着いた色味のデニムにこの渋めなバーガンディーが加わると不思議と一気に大人っぽく見えるので好きなんです。」




Q.「顕著に経年変化が出た箇所はどこですか。」








A.「僕は甲の履きジワです。履くと必ずシワがつく部分なので、皆様の革靴も変化が見られやすい箇所だとは思います。ですが僕のバーガンディーは、ボコっと大きくうねり、さらにシワの凸の部分が白っぽく変化し、だいぶ存在感のある面に育ちました。履く人次第でそれぞれ表情に変化が起きるのが、革靴を育てる醍醐味の一つですよね。」




Q.「普段のケアはどうされていますか。」









A.「馬毛ブラシで埃を取って、クリーナーで汚れを落とす。それからシュークリームを塗って、豚毛ブラシで馴染ませる。と、一般的な革靴の手入れの仕方に沿って行なっています。革に悪いと知っていても、つい工程を簡略化してしまうことが多々あります、、、。履き始めてすぐに雨に打たれてしまい、雨シミが残ってしまってますが、全体を軽く湿らせたり、シュークリームで色を補ったりして何とか目立ちにくくしています。ちなみに、シュークリームはBoot Blackの”PRUNE (プルーン)”という色のものを使っています。」




Q.「履いてみて、足と合わない部分はありましたか。」










A.「僕は普段スニーカーは26.5~27.0を選ぶことが多く、KINROSS ⅡはUK7.5を履いています。足長は実寸26.0cmです。岡本さんとは真反対に、甲高•幅広の足です。さらに外反母趾•内反小趾が酷く、ほとんどの革靴で最初にどこかしら痛みを感じます。笑 KINROSS Ⅱに関しては、最初は両足の小指部分に圧迫感を感じましたが、最初の1ヶ月くらい頻繁に履き慣らした結果、良い感じに馴染んでくれました。現在で半年以上履いていますが、軽快な履き心地が病み付きで、つい手にとりがちな革靴です。」




Q.「実際に履いて、ここが良いと感じるポイントはなんですか。」








A.「色味的に見た目に変化が出やすいので、単純に履いていて育て甲斐のあるところですね。完全にバーガンディー推しです。笑 クリームの色味や種類、ケアの仕方から傷、シミまで。所有者の好みや共に歩んだ経験がそのまま反映されるので、履くたびに愛着が増していくと思います。履き心地等は実際に体感していただくのが一番です。永く付き合いたい、と感じさせてくれる逸品です。」











使用者のリアルな声を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。










各色ともにサイズ欠けが出ておりますので、ぜひ店頭にてお試しいただけたら幸いです。





お付き合いいただきありがとうございました。









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皆様のご来店を心よりお待ちしております。





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