山内 アルパカメルトン・トレンチコート
こんにちは。
TFの岡本です。
今日は早い時間からいつも来てくださる方々の来店が続き、気づけばもう閉店時間。
皆さま今日もありがとうございました。
中には初来店の方も居られましたが、愉快な方々でこちらも楽しかったです。
またのご来店をお待ちしてます。
さて、昨日色気のあるコートを少しご紹介していますが、また別の色気があるコートが入荷しています。
山内 : アルパカメルトン・トレンチコート / ¥195,800-
通常は縮絨することが難しいアルパカをメルトンにして二重織で織り上げた、尾州産地のアルパカメルトンダブルクロス。
ここ最近山内が注目しているアルパカ。
豊かな表情と素材の持つ力強さが、山内のデザインに非常によくマッチしています。
尾州一宮の名門、葛利毛織さんと開発したこのアルパカメルトンは、とても滑らかで膨らみがあり、肌当たりがよく、毛足の長さも相まって独特な迫力と存在感があります。
敢えて密度を高めず柔らかさを重視し、二重織りにする事で重量感を高めたというこの生地は、柔らかいけど頼りなさは感じない、非常に良いバランス。
さて、そんな生地を使って仕立てたトレンチコート型。
上品で動きのある生地なので、非常に縫い辛そうなこの生地。
やはり縫製の良し悪しが表に出やすいようで、細心の注意を払って丁寧に仕立てられており、山内らしく、綺麗すぎるほど綺麗且つエッジの効いたステッチワークが光ります。
胴裏もウールキュプラで、これがまた表地と良いバランス。
必要最小限の付属と、生地/パターン/縫製で魅せる、山内ならではのトレンチです。
80年代のデザイナーズブランドよろしくな、非常に良い雰囲気を持つコート。
けれど確かに山内の今を感じられる一着、ぜひお試しを。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。