November Style #2
こんにちは、TFの鈴木です。
12月、来年に向けて少々忙しい季節がやって来始めた頃合いでしょうか?
毎年年末に*仏名会(ぶつみょうえ)という法要がありまして、僧侶があちこちの寺院にいって法要を行うことから、お坊さん(師)が東西に忙しく走り回ることとなり、「しがはせる」→「しはす」→「しわす」になったらしいです。
*毎年歳末に「過去」「現在」「未来」の三世にわたる諸仏のみ名を称えて、さまざまな罪や知らず知らずのうちに作ってしまった罪業などを懺悔(さんげ)し、滅罪生善を祈る法要らしいです。現代でもあるみたいです。
そんな、いちいち物事の由来とか名付け親を調べることが好きなもので、暇さえあればネットサーフィン(死語?)をしていますので、あっという間に時間が過ぎ去っていく日々を過ごしています。
今週のblogは12月に向けた”リアルタイム”なスタイリングを、、と言われましたので、ご紹介をしていなかったアイテムを使ったご紹介です。
SHOWATABÉ : Recycled Wool Heavyweight Ribbed Socks / ¥3,300-
愛知県の靴下ブランドです。
生産も愛知県や東海地区だそうです。
TFでウールの靴下を取り扱うのは実は初めて。
きっかけは今年の頭。
冬限定(家の中)でずっと履いている米国製のウールソックスがあるのですが、、もう何年も履いているのでちょっと飽きてしまった、、と言うのが始まり。
僕はビルケンを履かないのであれなんですが、、ビルケンのボストンかな、、?にウールの靴下を合わせたスタイルのお客様が意外と?冬になると多く、結構良いな、、と思っていたことも相まってと言う感じです。
そんな些細なきっかけではありますが、先ずはTFの靴下を作っているおっちゃんに相談したのですが、、当たり前のように数百足のロットが必要と言われまして、、断念。
いつか、「冬=ウールソックス」と言うムーブメントを起こしたいのですが、そもそもウールソックスを履いたことが無い、、と言う方も多かったので、現状我が家にあるウールソックスよりも、、
「心地が良いもの」
「気分が良いもの」
を探して、出会ったのが今年の2月くらいです。
因みに前シーズンまではdeckaと言う名前でして、今年から名前が変わりました。
(今も一部はそのままかな?)
デザイナーの名前が渡部 将 氏。
今後、国内だけではなく、海外展開を視野に入れた為だそう。
ブランドの考え方的に言えば、一流の脇役という考え方。
誰でも合わせられるのが名脇役。
服と靴は主役。
靴下は脇役。
一流どころか、究極の脇役。
リサイクルウールから作られた糸で編み立てた靴下は、 リサイクル素材特有のネッ プや色合いの不均一さがかなり良い。
湯たんぽを足元に置くあの感じに似てると言えば良いでしょうか?
ウールの保温性・吸湿性は言うまでも無いでしょうが、家だろうが、外だろうが快適に過ごしていただける一足ですので、先ずはひとつお試しを。
足の冷えを取って快適に冬を過ごすための靴下です。
そんな靴下を仕入れに行った際に出会ったもうひとアイテムも。
SHOWATABÉ : Washable Wool Fingerless Arm Warmers / ¥4,180-
ウールの自然な風合いを保ちながら洗濯が可能な特殊防縮加工を施したサムホール付きのフィンガーレスアームウォーマー。
これまでも手袋のご提案を多々して来ましたが、指貫タイプのアームウォーマー。
電車内や運転時にもそのまま使えてしまうので、見た目通りに温かく、楽ちん。
早速一つ購入しまして、使っておりますがこれまた最高です。
スタイリングにするならこんなバランス。
今年はやたらとデニムばかり穿いてていますが、、たまに穿くawasaのウールギャバジンのオーバーパンツがかなり良いんです。
ただ、、皆様にあんまり伝わっていないのか、、反応が今ひとつ。
来年も引き続き展開しているので、徐々にファンを作っていこう、、と思っているパンツ&素材です。
コート合わせてセットアップてのもいいんですけどね。
そんでもって、アームウォーマー。
ブルゾンやロングコートの袖口からチラッと。
カッコいい、、とかそっちよりもあったかい、便利が勝手しまうアイテムです。
超高額商品って訳でも無いので、「そこまで言うなら一旦、、」くらいの感覚で買っていただけたらと。
オンラインにも今日中にアップしておきます。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。