awasa Spring Summer 2025 Menswear and Womenswear Collections
こんにちは、TFの鈴木です。
昨日まで開催をしておりました、アーカイブ & サンプルセールにご来場いただきました皆皆様誠にありがとうございました。
「これまで着たことが無くって」
「完売したと思って諦めて、、」
「この値段ならチャレンジ、、」
とSALEの醍醐味の様なお話をしながら皆様にご購入しただけまして大満足です。
改めて、ありがとうございました。
さて、店頭にいらした方、オンラインサイトをご覧の皆様はご存知かと思いますが、、、現在、結構スッからかんなTF。
ビジネス的には良いんでしょうが、バイヤーとしては、、、どうなんでしょうか、、、。
まあ、、時期も時期なので、ポジティブにいこうと思います。
そろそろ買い納め?という方も増えそうな季節ではありますが、早くも新シーズンが立ち上がります。
タイトルにもありますが、awasa Spring Summer 2025 Menswear and Womenswear Collections。
awasaの3シーズン目がスタートです。
ブランドのローンチとしてはまだ1年生の若輩者ですが、TFのお客様(オンラインでも販売しているので、日本全国の方に)ご覧いただけ、ご購入していただき色々なご提案が出来ているのも事実。
それでは早速。
オンラインは今日中にアップしておきます。
awasa : Be prepared × awasa "SPN" ジップジャケット / ¥69,300-
名前でピンと来た方は”通”です。
24ssでも展開をした色違い & 形違いです。
東京都台東区を拠点に活動する"Be prepared”。
今季はawasaチームが所有しているアビエイター・ジャケットとトラックジャケット(ドイツ製のジャージ)を掛け合わせたフルジップ仕様のジャケットに。
2024年春夏シーズンに展開をしていた素材の色違い、、、と言うよりも、裏面を表面に使用しています。
経糸には、先染めのポリエステル、緯糸にはナイロンモノフィラメントとシルクを紡いだ糸を掛け合わせ、凹凸のあるシルクネップが浮き出てくる仕上がりです。
北陸地方の山奥でひっそりと作ってもらっている生地なんですが、、高齢のお父さんが1人で作られていることもあり数に限りがあります。
世界で”18着限定”。
全部ナンバリング付きで、再生産はありません。
size : 2と3でご用意しております。
awasa : コットンシルク 2P Tシャツ / ¥16,500-
awasaで作っている服の全てに言えることですが、着心地が良いというのは必須条件。
かと言って快適性、機能性に全振りしているかと言うとそんな事は無く、きちんとファッションを楽しんで貰うと言うところも意識したモノづくりをしているつもりです。
「こういう”上質系”は最近多いし、難しいよね~」
一番初めの展示会でそんな事を言われた方もいらっしゃいました。
自分は口も悪いですし、根にもつタイプなので「ウッセーよ、馬、、、」なんて思っていましたが、日本全国の卸先様、TFのお客様にはこのパックteeをきちんと評価をしていただき、しっかりと先に述べたバランス感が伝わる人には伝わって良かったな、、と改めて思っております。
NYのストリートスナップで見かけた、ジャケットの下にTシャツ一枚で颯爽と歩く女性をコンセプトに、そこから1枚で着ても、インナーとして着ても快適なTシャツを目指して製作しています。
(リアルで言うと、ご飯やでジャケットやシャツを脱いだ時に、肌着じゃないTシャツで過ごすイメージ)
初めはオーガニックコットンで試作していましたが、、ストリート感がまあ出ないし、高い。
柔らかい、着心地の良いTシャツは出来るんですが、、、なんか違う。
そんな中で出会ったのが、日本でも有数の絹織物の産地である福井県にて、紡績から製織、縫製、加工と出来上がる全ての工程を一貫して出来る工場。
出会ったと言ってますが、HPなんてものはありませんので、商工会?青年会?的な所に記載してあった電話番号からローラー作戦。
やっとの思いでアポイントを取り、そこからコットン/シルクの生地を製織しました。
今思うとこの時期が一番疲れ切ってましたね、、、。
糸から製品まで全てを賄ってくれる工場です。
ですが、、、昨今の煽りです。
新たに再生産をかけると販売価格が倍近い金額に。
流石に、、、難しいです、、、。
と言うわけで、今回入荷分で当面はお休みすることになりそうです。
煽るようで申し訳ありませんが、、この着心地の虜になってしまった方は、是非とも買い溜めを。
まだ、、と言う方は、是非ともサイズもあるこの時期にお買い求めください。
awasa : イタリアン プルアップレザー ベルト / ¥29,700-
前回は、4色展開の中の2色を岡本さんがピックアップしていましたが、、、増えました。
おし。
TFのawasaオーダーは基本岡本さんメインなので、僕はほぼ?ノータッチです。
他のブランドも基本は岡本さんがメインですが、、、こんなに絡まないのはawasaくらいです。
これに関しては、非常にシンプルで、上質で、勝手の良いベルトです。
特段カジュアル寄りなワイドモデルな訳でも無く、ドレス色の強いナローモデルな訳でも無く、、、かと言って"コレ!"と特に主張のないサイズやバランスかもしれません。
結局、そう言うのが着けてみるとスラックスだろうが、チノだろうが、デニムだろうが、、、親和性が高く「これでいいや」となるベルト。
展開しているアイテムの中で、一番中庸的でawasaらしいのかなと思っています。
イタリアはピサ県(斜塔があるピサです)にあるタンナーの革を使っています。
繊維密度が高く、丈夫で、シワの表情がよく出るショルダー部位のみを選択しており、製造方法も皮革をドラム(大きな樽の容器)の中で、タンニン液に長時間浸す鞣し製法を用いているので、見た目以上にしっとりと柔らかい仕上がりに。
一般的な鞣し製法に比べて、約数倍の時間と費用がかかる、、、のと、タンナー自体に中々に厳しい基準設定がありまして、それをクリアした品質の良い原皮を選んでから、その特徴をそのまま生かす製造方法を考えた人達ならではのクオリティーです。
また、仕上げの際に通常よりも多くのオイルを浸透させており、使うにつれて折り曲がり圧力がかかる部分の内側のオイルが移動して表面が白っぽくなるので、経年も楽しみな一本。
そんなイタリアンレザーを、九州にて50年以上革製品を取り扱っている職人に依頼をし、全て手作業で作り込んだ一本。
(前回も書きましたが、工場に関しては、あんまり言うなよって釘を刺されているので、、、これくらいで、、、)
正直地味ですが、、、かなり良いベルトです。
なんだかんだ一つあると。
ちなみに今回TFに追加された一本は、”gold × black”。
これまた、探すと意外と?無い一本なので、オススメです。
awasa : チューブソックス white / ¥1,980-
awasa : チューブソックス tie dye / ¥3,300-
TFソックスを今後は作らず、今あるやつで終わりです。
と公言している理由はこいつです。
じゃあ、、TFソックスと何が違うのか?と申しますと、「ちょっとだけ締め付けが緩めで、丈が長いです」。
そんな程度かもしれませんが結構違います。
結構良いんです。
こればかりは、両方履いて比べた上でどっちが好みかなー、、ってところなんですが、、、。
個人的には”こっちのけん…”
”こっちのくつした”です。
awasa : ウールギャバジン ”day off“ オーバーパンツ / ¥49,500-
前シーズンから引き続き展開をしている、ギャバのパンツ。
手前味噌ですが、めっちゃ良いです。
ただ、あんまり売れない。
地味なんですかね、、、。
若かりし頃に良く着ていた日本ブランドのギャバジン(90 ~ 00年代製)をベースにしたNEW ギャバジンを作る為に、当時のレシピを参考にしながら、経糸勝ちで(経糸本数を込ませ)織ることで、生地にハリを出し型崩れし難い生地に仕上げています。
経緯糸共に2/48のウールギャバジン。
落とし込みは”day off (休日)”に着るパンツ。
U.S ARMYのオーバーパンツのフラップやポケットを外し、現代的なバランスに置き換え、ルーズなシルエットと美しい生地感を楽しんでいただける”休日用”のトラウザーです。
(本家はカッコいいんですが、普段穿きには向きませんので、、)
適当にNBと合わせて休日を過ごしてください。
夏はビーサンで。
早くも?春夏が立ち上がる中で、、「今週はなんか新しいネタ無いの?」って方には今週末の金曜、土曜、日曜の3日間限定で発売をするイベントも企画中。
その他㊙︎アイテムもありますので、取り敢えず今週末はぜひとも五本木に。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。