The CLASIK CASHMERE / BRITISH RIB PLATING ZIP CARDIGAN & CASHMERE / BRITISH PLATING V NECK
こんにちは。
岡本です。
昨日アップしたYouTube。
おかげさまで良い反響をいただき、早速ご注文もいただいておりました。
ありがとうございます。
今季のAURALEE一推しのコートなので、是非お早めにお試しいただけたらと思います。
さて、今日はblogでちょくちょく登場してはいたものの、ちゃんとご紹介出来ていなかったこちらを。
The CLASIK : CASHMERE / BRITISH RIB PLATING ZIP CARDIGAN / ¥81,000 + tax-
表側には張りのあるブリティッシュウール、裏側にはカシミヤを編み込んだ2重組織(片畔編み)のドライバーズニット。
表側のブリティッシュウールは、"シルエットをつくりやすい張り感"と"ドライタッチな風合い"を長所として持ちますが、反面肌当たりはチクチクするのが難点。
裏面のカシミヤは落ち感やとろみが強く、立体的なシルエットは作り辛いですが抜群の肌触り。
そんな2つの素材を組み合わせる事で、お互いの長所と短所を補った仕様です。
見た目はブリティッシュウール特有のガサッとした風合いとシルエットを楽しめますが、実際着ると表面から想像する様なチクツキが無く最高に気持ちが良いと言う、「こんなニットが欲しかった…」と思わず口から溢れてしまいそうなニットです。
形はビンテージのドライバーズニットがベース。
本来ドライバーズニットは梳毛のローゲージで作られる事が多く、一般的には"重い"イメージが強いのですが、このアイテムは想像以上に軽いのも嬉しいところ。
カシミヤを使用する事で、着心地の良さと軽さを実現した、完成度の高い逸品です。
特徴的なのは襟周りの仕様でしょうか。
身頃から編み続きで襟を作っている為、縫い代というものが存在せず、必然的にゴワツキが無い作り方。
襟ぐりはゆとりを持たせつつ、襟を横から見た時に少し前に出ている形。
これは襟を少し前に出すことでより顎に触れるストレスを軽減しつつ、ファスナーを開けたときシャツ襟のように綺麗に折り返せる事を目的とされています。
個人的にはイタリア的な身幅の細いドライバーズニット…ではなく、適度なゆとりがあり、襟のボリューム感を楽しめるこの形のバランスが非常に良いなあと思っています。
アウター感覚でも使えますし、コートの中にも良く映える逸品。
The CLASIK : CASHMERE / BRITISH PLATING V NECK / ¥63,000 + tax-
こちらも上でご紹介したドライバーズニットと同じ考え方により、表面にブリティッシュウール、裏面にカシミヤを編み込んだ2重組織(プレーティング天竺)を使用したVネックニットです。
ゆったり目の身幅にスッキリとした着丈なので、程よく丸みのあるシルエット。
動きやすさは勿論のこと、特に襟リブ裏と袖口裏、裾リブ裏はカシミ ヤ100%で作られており、ストレスがありません。
特筆すべきはそのVネックの襟幅の太さと浅目の前下がり。
Tシャツやタートルネック等と非常に相性が良いバランスに仕上がっています。
襟幅も意外と他に無い太さで、ちょっとした良い違和感を感じられるのでは無いでしょうか。
一見普通なんですが、ディテールやシルエットのバランスを既視感のあるものから少し逸脱させる事で、非常に現代的な面構えになっています。
どちらもシンプルで気持ちが良く、気が利いていて、普通っぽいけど確かにオリジナリティを感じられる。
そんなニットです。
是非実物があるうちにお試しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。