BAUTH
こんにちは、TFの鈴木です。
2月に入りTFも春夏の立ち上がり。
週末は沢山のご来店、お買い上げ誠にありがとうございました。
昨日アップしたオンラインからも沢山のご注文ありがとうございます。
数十件のオーダーをいただいておりますが、、今日出荷すべく隣でタイセーがてんやわんやして作っております、、。
さて、instagramのLIVE配信で実は少し触れていたのですが、、この立ち上がりに合わせて新しくお取り扱いをスタートするブランドをひっそりと店頭に並べました。
ブランド名は、、
です。
Beautiful (美しい)
+
AUTHentic (本物)
でしょうか。
「美しくあり、本物であること」をコンセプトに2025年春夏より始動です。
ヴィンテージウェアやトラディッショナルウェアがベースに見え、シンプルではありますが、服に存在感があり、品格とスタイルのある上質なコレクションを展開しています。
去年の夏頃。
一通のDMと、BAUTHのビジュアルを撮影しているカメラマンからの紹介?立ち話?がきっかけです。
ブランドもそうですし、セレクトショップもそうですが、ここ数年で出来ては消え、出来ては消え、、、と「続ける」ということの難しさを肌で感じることが増えてきました。
需要と供給。
という言葉だけで片付けてしまえばそれまでなんでしょうけど、これは、お客様が求めているもの(服に限らず、そのお店やブランドの人に求める別のなにか)が明確に無いと、理想とビジネスの相反するものの両立は難しい、、とひしひし感じております。
一時期に比べると消費時代は落ち着いたようにも思えますが、、そう意味での他との分かりやすい”差”や”個性”みたいなものが求められる時代。
そんな目線で今の業界を捉えていると、最初に送られてきたDMでは、すごく良い雰囲気と感じつつも、少々物足りずスルーしたのが本音です。
そもそも「どう転んでも、今のTFの雰囲気じゃないし、TFのお客さんには難しいよ、、、」なんて、営業のメールやDMも沢山いただくので、、、そういう意味では”すごく良いな”という思いはありました。
そんな折り、BAUTHの今シーズンのビジュアルを撮影しているカメラマン(と言っても、今も昔もデザイナー業がメインの方)の方と写真談義をする中で、「この間、このブランド撮ったんだよね~」みたいなところから、「どんなブランド?どんな服?」なんて話まで聞いたなんてことがありました。
その方は「絶対、取り扱いした方がいいよ!」みたいなことは一切言わないので(ありがたい)、、逆に?気になってしまい、「先ずは話だけでも、、、」と思いまして岡本さんと二人で先方にお邪魔をして、今回のお取り扱いに相成りました。
(デザイナーの方は、これまで様々なブランドで企業デザイナーとして20年近く携わった方でありまして、このブランドに対する想いや今後のビジョンの話まで聞いてますが、、それを文字に起こすのは少々野暮なので、店で聞いてください)
これは、TFの仕入れの基準みたいな話にもなるのかもしれませんが、、、
あくまでも主役は着ていただくお客様で、”流行り””トレンド”というのは正直二の次。
全く無視してるかと言うとそんなことはありませんが、「その方に似合う似合わないが一番大事なので、トレンドなんてどうでも、、、」と言う意味合いが強く、TFで取り扱いをする服には色々なキャラクター性のある服やブランドが必須かつそれが被らないことが重要で、その中(店やオンラインのラインナップ)から選んで貰う、もしくは提案をするということがセレクトショップの本質だと思っています。
当時の簡易的な縫製仕上げになるように肩から袖口にかけて一気に縫い上げてみたり
ジャケットのサイドの脇ハギを省略したり
シャツ袖をイッテコイの仕様にしたり
股ぐりを棒シックで縫ってみたり
正直な話、もっと簡単(現代一般的)な縫製仕様にすれば工賃だって下がるはず、、、なんてことも思ったりもしてしまうんですが、、野暮ですね。
まあ、そこがこのブランドの美しさであり、本物というところなんだと思います。
だから仕入れました。
ハンガーにかかっている服
スタッフがかっこよく着こなした画面上の服
「写真には写らない美しさがあるから」
どこかのバンドの歌みたいですが、、、
それに尽きる今後が楽しみなブランドが入荷しました。
土日でそこそこ売れてしまい、サイズ欠けもありますが、先ずは全ラインナップが見比べらる内にチェックをしてみてください。
ちょっと長くなってしまったので、商品詳細と着用写真は明日岡本さんと一緒に撮影します。
一言で言うと、すごく良いです。
それではぜひ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。