TF 10周年企画とNew OPENと

こんにちは、TFの鈴木です。









無事に引っ越しを終え?なんとか、、昨日から営業を開始しております。







OPENは初日から数百人並んで、、、なんてお店ではありませんので、いつも通りのんびりと営業しております。







新しく取り扱いを始めた商品もいくつかあるので紹介をしなきゃな、、なんて思いながらも、ここ数日の疲労を理由に岡本さん共々少々サボり気味…。







今日は、10年企画兼オープン記念?で制作した商品をご紹介いたします。



S H × TF : SH-TNKR-001 / ¥52,800-



基本的に、、、SHはシャツブランドなので、ジップを使う事はありません。

元ネタがジップでも、ボタンへと変更したデザインにするなど徹底してシャツを作っているブランドです。

それが”良さ”であり、”面白さ”でもあるんですけど、、今回はあえて「シャツ」では無く「シャツブルゾン」をお願いしてみました。




元ネタはU.S.ARMYのタンカースジャケット。

ほぼ、、後期型がベースですが、前後期をミックスしたバランス感。







SH初?のジップモデル。

フロントのパッチポケットは元ネタから少し変更して前期モデルのパッチポケットを踏襲。





腕のシガレットポケット、襟のバランス感も現代的なジャケット、、と言うよりも元ネタに忠実に。

(一個ジップを使っているので、2つあっても良いかなと、、)





他にも本来であれば戦車搭乗員などが使用する緊急救助用の開口が背中にあるのですが、実際に開けたら収まりが悪かったので、、、ヨークとして表現。

通常ヨーク位置よりもかなり高いです。







とはいえ、あくまでもシャツなので、着られる時期も長く汎用性も高いアイテム。





適当に白Tの上に羽織ってください。





サイズはM,Lの2サイズ。

僕はLを買ってみようと思います。





岡本さんが買ったのはこちら。


HERILL × TF : EX Cashmerenep Cable Cardigan / ¥154,000-



待ちに待ったカーディガン。



一般的に言うケーブルニットとは別物。



インラインでも展開のある形ではありますが、TFでは糸から製作したEXモデル。



通常ですと油分たっぷりのガシッとしたウール素材で編み立てるニットですが、HERILLではオールカシミヤ。

最上級のケーブルニットと言っても過言ではないでしょう…。




本来は非常に滑らかで美しい印象の展開だったので、使い勝手の良さそうな深いネイビーで製作を依頼しました…が、、、「あんまり良い糸が無い(作れない)」と大島氏より連絡が、、。





「大島さんで作れないなら無理だろう、、」





と今年の秋冬にカシミヤのカーディガンは諦めていましたが、、ある日突然、一枚の写真が届きました。

今回製作したカーディガンの糸の写真です。





即決でした。





当初想像していた物とは別物ですが、、

唯一無二なカーディガン。



もう後にも先にも出来ないでしょう、、。





カーキがかったチャコールとネイビーの掛け合わせに様々な色味のネップ。
見た目以上に軽やかなカシミヤニット。





是非ご堪能ください。



TF BELT (POLISH) : ¥36,300-

TF BELT (HAIRLINE) : ¥36,300-




先日、謝罪会見をしたばかりのTFベルト。



早速、岡本さん、僕も買いました、、、


1930年代に登場した、とある時計に敬意を評しつつ、その時計の尾錠(バックル)を腰回りに置き換えたデザイン。

正直、、、脇役とも言える”バックル”にスポットライトを当てると言う時点で、面白いと思っているのですが、商品の出来栄えはそれ以上です。

正面(スマートさ・ドレス感)

側面(強度・曲線の美)

裏面(パンツに人格があるとして、最上の心地、触れ合い感)

あらゆる角度からバックルに注目して、着用者のライフスタイル沿うように、邪魔しないように作った一見普通のベルトです。

恐らく、服好きの方であれば、何度か経験しているであろう、、

「革ベルトのバックル、メッキ剥がれ問題」

特に愛用している革ベルトほど、悲しいくらいに、メッキが剥がれていきます、、。

(破損・劣化による)

そんな悲しき経験から、今回はシルバー925素材の無垢(塊)で製作しました。

これにより、永久的にメッキが剥がれるような悲しき思いをする事はもうありません。

(シルバー素材のジュエリーと同様に磨きあげることで輝きを取り戻します)

今回は、シルバー925の鏡面、ヘアラインの2種類をご用意いたしました。

素材は、牛のヌメ革。

なんですが、、、

本来の「植物タンニン鞣し製法」だけでは、どうしても色落ちしてしまうので、「クロム鞣し製法」を組み合わせた「コンビ(混合鞣し)」を採用した革をチョイスしています。

※厳密にヌメ革は、植物タンニン鞣しを施し、なおかつ染色工程を経ていない革を指します。(いわゆるベージュっぽいあの色)

しかし、植物タンニン鞣しした革全体を、「ヌメ革」と認識する事もあるので、今回は黒でもヌメ革と表現しています。

幅は気持ち細めな26mmに設定し、ベルト端は敢えてスクエアTYPE。

革の表面・裏面の張り合わせで処理し、ステッチを無しにすることで【ドレスとカジュアル】の不思議な存在感?バランス感?を楽しんでいただける一本になっています。

全長 : 107cm

ピンからホールの距離 : 74cm, 77cm, 80cm, 83cm, 86cm, 89cm (29インチ ~ 35インチくらい)

シルバー、革、工賃、配送料、、、etc

単純に”モノ”は一緒なんですが、コストが以前に受注していた時よりも高く、考えていた時よりも高くなってしまったので、今回で最後になるかもしれません、、。

(また落ち着いたら追加生産するかもしれませんが、、、多分しないです)

そんな10周年企画のアイテムも盛り沢山。

買う買わないは置いておいて、、、

店舗がかなり良い感じなので、そちらをご覧いただけたらと思います。

来週には少し落ち着くと思うので、色々と紹介していければと、、、




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