ラス1 企画
TF official online shop 始めました。
こんにちは。
TFの鈴木です。
「ラス1」
と言う言葉を聞くと、皆様はどの様な印象を受けるでしょうか?
残り物という意味合いで「ネガティブ」に捉えるのか、運命的(サイズ等が合えば)という意味合いで「ポジティブ」に捉えるのか、、、。
洋服屋で働いている自分(店員)は、あまり意識していませんが良く使うワードです。
洋服屋に買い物に行った自分(客)へ、良く使われるワードです。
良くも悪くも色々な意味合いを持っている「ラス1」。
(“悪”が物凄い批判的な文章になってしまったので、、書くのを辞めました…。お察しください。)
(別に何かを購入するわけでも無く)たまたま入ったお店で、たまたま手に取って、気に入った商品がたまたま「ラス1」だった。
そんな、運命的な出会いがある洋服屋に「TF」はなりたいなと思っています。
少し大袈裟かもしれませんが。
注文品を扱うお店や古着屋の様に、そもそも同じ商品が世の中に無い(可能性も含め)お店であれば、わりと可能かもしれませんが、「TF」の様に既製服を取り扱うですとかなりの確率かもしれません。
そんな思いもあって「TF」のラックはブランドで区切られている事は殆どありません。
色やアイテム、その時の提案したいスタイル…気分で変わる事が殆どなので、明確なルールはありませんが、「たまたま手に取っていただける(つもり)」様に配置してあります。
そして、シーズンも正直、関係無いと思っているので、今シーズンのアイテムも先シーズンのアイテムも一緒くたに並んでいます。
(接客、販売する際にはお伝えしますが、気持ちとしてはそう思っています)
きっかけは、先日行っていたインスタグラムのLIVE配信。
「1つ前のシーズンのアイテムを着ているのですが、流行遅れでは無いか?と心配しています」
というお問い合わせ(コメント)がありました。
それに対して、岡本さんと二人して、、
「そんな事は無いです。ご自身が気に入られているのであれば、気にする事は無いと思います」
と。
珍しく?意見が割れませんでした…。
僕ら自身もそうですが(勝手にこれも同意見にします…)、”いつ発表された”は気にしていないですし、物によっては正直覚えてすらいない物もあります。
極端ですが、今シーズンのアイテムでも、10年前に発売されたアイテムでも、気に入っていればそれで良い…というスタンスです。
(新しい物が欲しくなったり、買った時の思い入れについては、また別の話ですが)
そんな、スタンス?考え?を前置きした上でようやく本題です。
そんな運命的「ラス1」に出会う企画は無いものか…と考えたのが今回の企画。
「ほぼ、ラス1企画」
単純に今のお店にある商品でも「ほぼ、ラス1」という物も幾つかありますが、「TF」にある商品だけでは、盛り上がりに欠けると言いますか、到底無理な企画だったので、関係のあるブランド様に連絡を取りまあまあな数をご用意してみました。
今シーズンのアイテムもあれば、過去に展開していたアイテムで、今は廃番となってしまった物が集まりました。
こんなのありましたっけ…?という物もあれば、改めて見ると「良いいじゃんコレ…」となる物までと様々です。
そして、見事に今まで「TF」で展開をしてこなかったアイテムばかり…。
追い討ちをかける訳では無いですが、残念な事に?タイトルの通り、「ほぼ、ラス1」の物ばかり。
自分達でさえも、仕入れをさせていただいた当時とは全く異なるチョイス。
洋服は余程の事が無い限り、賞味期限を気にする必要も無いですし、普段から「TF」に来ていただいているお客様の多くの方が”new arrival”だけを追いかけている方では無いと思っている…からこそ、2020年12月の今、改めてフラットな目線で見ていただけるのでは無いかな?と思っています。
最後の一点だから = ディスカウント
過去に展開されていたアイテムだから = ディスカウント
ビジネス的な面で見れば正解?セオリー?かもしれません。
けれど、そうじゃ無い部分もあると思っています。
なので、今回はディスカウントはしません。
※「SALE には SALE の良さ」があると思っている人間なので、ディスカウントを否定するつもりはこれっぽっちもありません。
その話は、次のSALEのタイミングにでも…。
皆様に運命的な「ラス1」との出会いをご提供出来ると思います。
色々な(ほぼ)ラス1を集めました。
期間は特に設けていませんが、アイテムが無くなったら終了します…。
今週末、「TF」の店内商品がガラッと変わる予定です。
是非、運命的な出会いを探しに五本木までお越しください。
素敵な週末を過ごしていただけたらと思います。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。