12月の対談blog #4
(鈴) 「4日目。今日はこれかな。」
(岡) 「そう、オレンジだから格好良くて、オレンジだから売れ...。」
(鈴) 「やっぱり世の中的にもシンプルだったりベーシックなものを求める方が多いのかもね。ノームコア的な流れもまたあるし。」
(岡) 「でもだからこそ、天邪鬼的というか、、、こういうコートの格好良さが際立つんだよね。流れを分かりつつも、ちょっとずつ逸脱したい感じ。」
(鈴) 「分かる。アンチテーゼと言うとアレだけど、やっぱり服好きは天邪鬼な方が多いんじゃないかな。」
(岡) 「まあ、でもオレンジのダッフルって某メゾンのイメージもあるけど、結構定番というか、王道的な立ち位置にもなってる気がするんだけど。」
(鈴) 「そうなんだけどね、やっぱり着ている人を多くは見かけないから、アパレル関係以外の方は手を出し辛いんじゃないかな。」
(岡) 「まあね。生地も形もめちゃ良いんだけどな…。」
(鈴) 「うん、このカシミヤ/ウールのダブルクロスが良いんだよね。ふっくらした嵩がありつつ、軽くて気持ちいい。裸に着たいくらい。」
(岡) 「まあ実際裸には着ないんだけど、確かにそれくらい気持ちがいい。」
(鈴) 「一般的なフード付きではなくて、大ぶりな襟なのもいいよね。着たときのネックの前下がりも深い気がするな。」
(岡) 「そう、だからこそ巻物の収まりがいいし、抜けた印象になるのもいい。」
(鈴) 「あとやっぱりKAPTAINは袖の形が好き。」
(岡) 「君はそれずっと言ってるよね。確かに分かるけど。腕を下ろした時の前振り具合と、身幅に対する太さというか、ゆとりの付け方が絶妙なんだよなあ。」
(鈴) 「そうそう、TFで取り扱ってる他のブランドのデザイナーさんも褒めてたし。あとこの蹴回しの広さも好きかな。」
(岡) 「そうね、一般的なダッフルよりも肩幅、身幅も、そのまま蹴回しも広い。このざっくりした感じが良いよね。」
(鈴) 「ゆとりのあるサイズで着てほしいよね。ダッフルは幼く見えることを気にする方も多いけど、全然そんな事ないと思うな。」
(岡) 「何はともあれ、この素敵なオレンジを気に入ってくださる方、お待ちしてます。」
(鈴) 「めっちゃ良いと思うんだけどな、、、。」
皆様のご来店を心よりお待ちしております。