Styling by color #orange
こんにちは、TFの鈴木です。
「色」切りをテーマにスタイリング バイ、、、とお送りしている今週ですが、今日はタイトル通り”オレンジ”をお送りしていこうと思います。
”オレンジ”
ですが袖を通すまでも無く
「この色は着ないです…」
と言われること数多。
これまでの人生で着るきっかけも無かった事もあり、大体の方が似合わないと思われています。
特にレディースの方では、もはや当たり前?かもしれませんが、「パーソナルカラー診断」と言うのがあります。
自分の肌(顔や腕)には何色”系”が似合うのか?、、、と言うもので、「イエベ」「ブルベ」と言えば聞いた事があるでしょうか?
(それを知っておくと、洋服やメイク、髪の色を決める際の指標になる。そう言う物らしいです)
そんな、「似合う、似合わない」で言うとアジア人の黄色肌にはオレンジ系は良く似合うと言うのが一般的なようです。
逆に?色白の方が着ると、透明感が際立つ!とい言われているらしいので、結局のところ、、、誰でも似合うんじゃん、、、と言うことになりそうです。
一言にオレンジと言ってもいくつもあり、今回(に限らず毎シーズンある気もしますが、、)TFでも数種類のオレンジを仕入れております。
AURALEE : WASHED COTTON NYLON WEATHER HOODED ZIP P/O / ¥52,800-
いわゆるイメージ通りのビタミンカラーのオレンジ。
ストリートブランド、アウトドアブランドであればある種定番的なカラーですので、そこを”通って”きた方にとっては何ら抵抗はないでしょうか、、?
逆にTFの様なタイムレスなカジュアル服を得意とする洋服屋ではそんなにメインで入れる事はありません、、。
ただ、このAURALEEの”オレンジ”に関しては、いわゆるナイロン素材の”シャカシャカ感”はあまり無く、どちらかと言うとサラッと軽やかで落ち着きのある雰囲気が結構気に入っています。
極細番手のコットンとナイロンを撚り合わせ、高密度に打ち込んだオリジナルのウェザー素材。
非常に滑らかで、かつ適度に光沢感のある生地はならではでしょう。
実際に着てみるとストリート的な要素とエレガントさのバランスがまあ良い塩梅です、、、。
AURALEEらしいモダンな仕上がりですので、あくまでもメインディッシュとして楽しんでいただけたらと思います。
このアイテム単体にパワーがあるので、邪魔しない程度にブラックデニムを合わせ、チラッと首元にシャツの襟を見せてみたり、。
ドヤっ!とならないくらいに収めていただくのが吉でしょうか。
JAN MACHENHAUER : "Gohongi" / ¥33,000-
「her/世界でひとつの彼女
監督:スパイク・ジョーンズ」
の中でホアキン・フェニックス演じる”セオドア”が着ている、エンジなのか、オレンジなのか、ピンクなのか、、、何とも言えないシャツ。
(劇中のシャツに比べると、本作は暗めのオレンジです)
先にも書いた「この色は着ないです」と言う言葉。
僕もそう思っていた時期があるので、気持ちは良くわかります。
を今から約10年くらい前に公開されたこの映画を見てから、何となく「いけるんではないか?」と言う思いに変わっていったのをよく覚えています。
※今でこそ普通な感じがしますが、当時は「シティーボーイ」とか「ノームコア」と言う言葉が良く使われていた時期ですから、あまり”オレンジ”と言う概念が僕の中にはありませんでした、、。
まあ、それでもって着てみると意外といけてしまうんです。
(全くダメだなって時も結構あります)
岡本さんは、ブラウンとの組み合わせなので、少々秋冬っぽいですが、これはこれで落ち着いていていいかなと。
明るく、華やか、、、だけがって訳でも無いですし。
こちらも、首元からチラッと見える白Teeがにくいです。
色物をいっぱい仕入れているからゴリ推ししよう!
というつもりも無いのですが、、今年の春夏はどこかで”色”を入れて楽しんでもらう。
そんな、気分になっていただけたらと思います。
明日は、こんな会を。
「年度末でクッソ忙しいよ、、、」
というご連絡を沢山いただいています。
つらい。
寂しがり屋、30代半ばが待っておりますので、足をお運びいただけたらと思います。
22時までやっております。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。